2012年 08月 25日
文化の割れ目 ~その90~ |
ラーメン二郎!
この名をご存知か!!
わたくし齢34、どっぷりハマっている、こってりラーメンの極み!!でござんす!
福岡ですと、長浜スタイルが主流でしょうが、
一度この味を試して頂きたいのです。
好きな人は好き、苦手な人は苦手という、
白黒付くこのお味!
東京三田本店が発祥の地。
三田本店以外にもラーメン二郎と名乗る店舗が複数存在する。基本的にのれん分けによるもので、三田本店で修行した人(弟子)や、
直系店で修行した人が「ラーメン二郎」の名称を使用して出店している。各店舗、営業時間中は修行を経験した責任者が厨房に立つ鉄則に従っており経営はそれぞれ独立して行っている。
また、ラーメン二郎風のラーメンを提供する事を売りとした「ラーメン二郎インスパイア系」と表現される店も複数存在している
by wiki。
先日、ウチの会社に所属する映像監督のフカツマサカズ氏に若いアシスタントが就いた。
まだ未食だった彼に早速ラーメン二郎を促すと、食べにゆき、
「いや~、庄司さん、僕にはヘビー過ぎましたわ~。もう食べなくていいです。泣」
という、初の洗礼を受け、弱気の発言。
そう、こういう発言、定番なのです。
まず行ってみる→食す→衝撃→もういいや というパターン。
かくいう、私もそうでした。
こんなもん喰うか!と。
しかし、そのアシスタントくん。
あんなに「いいですわ~。」って言ってたのに
通いまくっているという始末。
フフフ......。
それが二郎なのだよ。。。。
.....先日、たまにいく割と近所の美味しい居酒屋さんへ
弊社スタッフのアダッちゃんと出掛けたのです。
そこはとても魚介や串焼きが美味しくて、オールラウンドに美味い。
マスターはpub rockの雄、ian dury 似の方で、北島三郎フリークのおんちゃん。
まあ、このお店は要するに気に入りのひとつなわけさ。
ガブガブとアルコールを流し込んで、しばらくしてみると、
「旨い日本酒呑まないかい?」と
話しかけてくれたオジさんがいた。
赤ら顔で優しそうなオジさん。
どうやらこのお店の常連の様だ。
日本酒フリークで、このお店に日本酒を持ち込んでは、
マスターと酒の話をしているのだそう。
彼の振る舞う日本酒のご相伴に預かりつつ、
会話のキャッチボールが始まった。
話をしていくと、どうやらそのオジさんの生業は、この街界隈の
ラーメン屋さんのようだった。
いわゆる赤めの外観の「街の中華屋さん」という位置づけではなく、
本気度が高い、ラーメン専門店を営んでいるのだそう。
どうしてもそういう話だと「ええい、酒の席だ!」ってなもんで、
ラーメン屋裏話を聞きたくなるってのが人情。
いろいろとラーメン屋さんの気持ちを酔いに任せてねほりはほり。
不躾ですね。
「お兄さん達は、どこのラーメンが好き?」
なんて聞くもんだから、
「ラーメン二郎です!」
と意気揚々と答えると。。。。
マスターとそのラーメン屋の親父は
「えええっつ!?」
という反応。
まあ、わかりますよ。。。
そこで二郎disりが入ってきたのです。
僕もジロリアンの端くれ。
拳を握りながら食のプロの話を聞いていました。
(ジロリアンとはラーメン二郎フリークの通称)
く、悔しい。。。
この食のプロになにか反論したい。。。
そこで同席していた元kitchen WALTZシェフの安達さんがすかさず
二郎フォローを試みる。
そう。
二郎の魅力とは。
それは勿論美味いのです。
ただ、特別「美味い!」ということではない。
でも、食べずにはいられない!
という、不思議な魔力を孕んだ逸品なのです。。。
まず、ラーメンの種類は一種類。
「ラーメン」のみ。
小盛り、大盛り、あとはチャーシューの量での分け方である。
それと名物なのは、無料トッピング。
店員さんがラーメンを出す直前に客に問う言葉がある。
「ニンニク入れますか?」
それを受けて客は
客は「ニンニク」の有無に加え、
「ヤサイ」「アブラ」「カラメ(醤油を増して味を濃くする)」などトッピングの希望について返答をするのだ。
ちなみに筆者は
「ヤサイマシマシ、ニンニク」が定番である。
マシマシとは、量のことである。
「ヤサイ」の一言だと、通常よりも多い。
「ヤサイマシ」だとやや多い。
「ヤサイマシマシ」だと、かなり多い。
著者は頼んだ事はないのだが、各お店によっては
「チョモランマ」という言葉も存在するらしい。
画像参照。ヤサイマシマシ(チョモランマ)。
更にはこのような荒技も!!
ナベ二郎!!!
事前に連絡をし、鍋を持参し、店員に鍋を渡し、何人前かを伝え、鍋にぶっ込むという荒技!!
店でも食べれるし、そのまま持ち帰って家でも食べられるというのです。
ジロリアンなら一度はtryしたいブツ。
また、自宅で再現する「家二郎」なるものもある。
安達くんは早速自宅で実践。
夜中に安達くんから送られてきた写メ。
名付けて「アダ二郎」。
くちおしや。。。。。
夜中とあらば、二郎店舗はどこのお店もやっていない。。。。
しかし、このような写真が送られてくると、
口の中は唾だらけ。。。。
この日ほど、安達くんを恨めしいと思ったことはござらん。
とまあ、ずらりと書いてみましたが。
僕も何軒かラーメン二郎を渡り歩きましたが、
一番のオススメは目黒店。
一番スープにグルーヴがあり、1杯500円というコストパフォーマンスも秀逸。
未体験の皆さんも、是非この二郎ワールドに一歩踏み出してみませんか??
福岡ですと、ラーメン大さん、が近い味かしら!!??
by green-ball
| 2012-08-25 20:00
| 文化