2010年 07月 16日
文化の割れ目 〜その62〜 |

空前の龍馬ブーム。
キミは見てるかNHK夜八時。
私は毎週DVDレコーダーに予約して鑑賞してます。
仕事柄、週休二日ではないので、この作業はマストである。
龍馬への愛はこの文化の割れ目でも散々講釈を垂れてきた
わたくしではある。
先週の放送を持って、第二部が完了。
今週からは第三部。
みんなが認識している大傑物坂本龍馬になってゆく様を
描いた章である。
僕は初め、熱烈なファンであるが故、
今回のキャスティングには不服があった。
初期放送にも不服があった。
これは細かく言及するは割愛させて頂くが、
回を追うごとに、この物語は凄まじいことになってゆく。
龍馬自身も、よりたくましく、風格にも
凄みが出てきた。
これはきっと、演出であろう。
すごい。
あかん、と思っていたキャスティングも
素晴らしい。
俺が阿呆だった。
兎角、龍馬、龍馬。
彼が史実、何をしたか、何を見て、どう動いたか。
これはまさに、いろんな不具合や不条理の混在する
現代社会人にも必要な術であり、
確実な訓示とも言えよう。
損得だけで動きがちな企業理念。
これまた致し方ない。
龍馬も経営者であった。
商売人でもあった。
しかし、尊き志の礎の為である。
損得、だけではなかったところが、
龍馬の偉大なところで、強さでもある。
学ぼう。
先人に学ぼう。
いまいちど、日本を洗濯いたし申し候。
by green-ball
| 2010-07-16 14:13
| 文化