2010年 08月 07日
文化の割れ目 〜その66〜 |
クボタタケシというDJを知っているか。
「知らぬ。」という不届きものにお教えしよう。
彼の偉大さを。
まずはプロフィ。
1991年、伝説のラップグループ「キミドリ」のラッパー/サウンドクリエイターとして活動を開始。
1993年、アルバム『キミドリ』と、1996年『オ.ワ.ラ. ナ.イ』の2枚の公式作品を残してキミドリはその活動を休止するが、
クボタはその間から現在まで数々のリミックス、プロデュース、そしてDJとしての活動を継続中。
中でも1998年にスタートしたミックステープ『CLASSICS(1~4)』シリーズは
オールジャンル・ミックスの新しい扉を開き、東京から全国のクラブまで熱狂的なフォロワーを生み出す。
また2003年秋に初のオフィシャル・ミックスCD『NEO CLASSICS』を、
約5年のブランクを経て2008年秋に待望の第二弾、『NEO CLASSICS2』をエイベックスよりリリース、
いずれもミックスCDとしては異例の好セールスを記録。
そして2009年3月にはユニークな人選が毎回話題となる
ミックスCDシリーズ『ストリクトリー・ロッカーズ』からクボタタケシ・ミックスがリリース。
80年代から90年代初頭までのラガマフィン・ヒップホップ、ヒップホップ・レゲエに特化したこの作品は、
「他の追随を許さない」という表現自体を他に許さない、
圧倒的なオリジナリティを誇り、初回プレス盤は瞬く間に店頭から姿を消すなど人気の底力を示す。
また同年11月にはシリーズの続編『NEO CLASSICS3』と
日本人アーティストのみで選曲された『ミックスシーディー』を同時リリースするなど
異例のリリース・ペースに待望度業界ナンバー・ワンとも言われるオリジナル音源の発表に向けての期待も更に高まるばかりである。
僕がクボタさんのことを知るのは、93年にデビューした希代のHIP HOPグループ「キミドリ」が
きっかけだった。
艶めきとユーモアに練られたトラックメイク、PUNK/HARDCORE出身だと言う氏らの
ダーク&インサイドなリリック。
ほかの安いポップネスなんか糞喰らえなその独自のアティテュード。
キミドリが96年に活動休止をすると、
彼はDJとして本格的に活動を開始。
いわゆる「オールジャンルDJ」という言葉のパイオニアであった。
誰もが彼の背中を追いかけ、レコード屋をディグったのであった。
事実、僕自身もレコード屋をしていたので、彼のリリースするmix tapeやCDに
innされているレコードは飛ぶように売れた。
更には、彼は市場をも動かす。
可哀想な値段がついていた古のレコードが、氏のパワープレイにより
命が吹きかかり、そのプライスはぐーんっと跳ね上がる。
という強い影響力を持つ。
まさに生きる伝説ですね、コレはマジで。
そんな彼が、僕とGOING UNDER GROUND松本素生くんで主催する
週末Dinerに登場して頂けることになりました!!
やったー!
大ファンの私としては、感無量であります。
もちろん、今回は福岡も回ります!
そしてサポーテッドby aloha nineさんでございます!!
下記の通り。
『週末Diner vol.2 福岡公演』
日程 : 2010年10月16日(土)
【第1部】
場所 : 福岡DRUM Be-1
open/17:30 start/18:00
出演 : andymori/plenty/GOING UNDER GROUND
料金 : 前売¥3,500(税込) ※ドリンク代別途必要
チケット発売日 : 8月21日(土)
お問い合せ : キョードー西日本 (TEL:092-714-0159)
【第2部】
場所 : decadent DELUXE
open・start/22:00
料金 : ¥2,500(税込) ※2ドリンク付 ※前売り券はございません
DJs : クボタタケシ
後藤大樹(andymori)
庄司信也(YOUTH RECORDS/DJ ユース道)
松本素生(GOING UNDER GROUND) and more...
お問い合せ : decadent DELUXE (TEL: 092-761-9111)
※第2部に関しましては、IDチェックがございます。20歳未満の方はご入場できません。
心して待てい!
つーか、待ってて。
といいますか、待っててください。
by green-ball
| 2010-08-07 14:15
| 音楽