文化の割れ目 ~その73~ |

なにはなくとも、私のワードローブはジャージスーツが多い。
なぜなら。
例えば冬はジーパンが冷たい。
窮屈。
ベルト痛い。
故に僕はジャージを纏う。
誰かん家に泊まりに出掛けても、そのまま寝れる。
自宅でも。
いざというとき、動きやすい。
そう、ラクチンなのである。
ただ、難点も有る。
世捨て人に見られる。
家族の白か目と哀れんだ目。
腹が出る。
スポーツマンにほど遠いのに、スポーツマンに見られる。
(私の場合、格闘技方面だと)
それらを乗り越え、ジャージを纏う。
なんのメーカーでも良いのであるが、
出来るだけイカしているのが良い。
色とかサイズとか。
と、雄弁に僕はジャージについて語っててはいるものの、
ほとんど自分で買ったことがない。
1着くらいかしら。
色んな方からプレゼントとして頂いて、もはや15着ほど揃ってしまった。
黄色とか黒とか緑とか赤とか紺色とか茶色とか白とかサックスブルーとか様々な色のコンビネーションとか。
皆さんのお心遣いご期待から、僕はジャージを脱ぎ捨てることは出来ない。(ド阿呆)
とくに好んでいるメーカーはadidas。
マーク・ゴンザレス、oasisギャラガー兄弟、
blur デーモン、old school代表RUN DMC、
stone roses イアン・ブラウン、マニ・マンフィールド、
など、世界規模の不良たちの身を包んできた恩恵も大きい。
そう、ファッションに一生懸命にならなくなった私の
今、精一杯出来るお洒落がスポーツジャージなのだ。
どうか!?
読者よ!
この無頼無頓着を装った哀れ成る男ド阿呆32歳俺。
まるで気分は極上スリーピーススーツを着ているかの様に成るのだ。
皆も試してみては如何か??