文化の割れ目 ~その83~ |
(藤子不二雄、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎......)
が青春を過ごした、南長崎は椎名町に凄く近い。
トキワ荘というアパートである。




自転車でぷいっと出掛けれる距離に有る。
この「椎名町」での先生たちの青春を一番オリジナルで
伝えている書物と言えば、藤子不二雄先生の「まんが道」である。
僕は幼き頃から、この漫画を読んで育って、
未だにバイブルであり、気力や元気がないときは
己を奮い立たせる為に、この漫画本をぺらぺらとヤルのだ。

ということは、散々今までいろんな雑誌で
スタイリストの伊賀くんと一緒になってフイて来たので
知っている人もたくさんいるかもしれませんが。
まさか僕がこの年に成って、先生たちの青春の場の
近所に居を構えることになるとは......。
ああ、ここを先生たちは歩いたのか.....。
そんなことを思いながら、僕はチャリを走らせているのである。
椎名町 a.k.a. 南長崎。
ここは先生たちが過ごした時より、街を、時流を垣間みて来たラーメン店がある。

じゃーん!
松葉、である。
先生たちは下宿から徒歩1分のこのラーメン店に
足繁く通ったのだった!
お店の壁には

こんな漫画の一遍が。
僕も真似して、何回「ンマーイ!」をやっただろうか。
ちなみに僕はここで注文するのはラーメンライス。
この南長崎には、都会とは思えない不意な田舎の、いにしえの
そんな風情が漂う、健やかなる庶民の街なのである。
松葉の近くには、跡地を示す看板が。

まぁ、なぁ〜にが言いたいって、あーた。
こんな素敵な街の近くに住んでいるんだぞ!ってことを言いたかっただけです。
文化的遺産なる街歩きを、どうぞ。