2012年 09月 12日
文化の割れ目 ~その95~ |
特に意識はしていないにせよ、「この俳優」が出演している映画、またはドラマは
ついついチェックしてしまう、ということってありませんか??
で、ああ、俺、この俳優好きだったんだ、という裏が取れる事。
それは認知度大小関わらず、そういう方っていらっしゃるとは思いますが
僕にとっては中井貴一さん。
氏を初めて認識したのは、おそらく小学生の頃放送されていた
大河ドラマ「武田信玄」。
もちろん、そのころなんてただダラダラ観ているだけですから、
好きかどうかなんては解らない。
むしろなんとも思わない存在だったのですが、
ああ、俺、中井貴一好きだわ~なんて思ったのも、
ここ数年のこと。
要するに、ここ15年くらいの中井貴一が凄く良いのです。(完全に個人的にですが)
まず氏の醤油顔が好きで、飽きがこなくて、さらりとした写りが好み。
それと、シリアスな2枚目やらコミカルな3枚目まで演じられるバイ・プレイヤー。
いわゆる、かゆいところに手が届く演技の幅が最高です。
その演技にも卓越した説得力を孕んでおり、
特に時代劇における厳しいシビアなシーンに
その説得力が裏打ちされ、観ているものは
必ずと言っていい程ジーンとくる。
氏の作品の中で特に好きなのが、
「じゃじゃ馬ならし」での当時人気絶頂のアイドル、観月ありさとの掛け合い、
「寝ずの番」での徹底的なコミカルさ、
「忠臣蔵・四十七人の刺客」での高倉健との戦いにおけるシリアスさ、
「壬生義士伝」での自刃の際の長回し、
「ステキな金縛り」での毅然とした立ち振る舞い、
それに加え、CMでもそのアジは出ておりますね。
代名詞、ミキプルーン、DCカード。
そんな流れで、今僕は夜な夜な「ふぞろいの林檎たち」を見返しているのです。
また、NHKで放映されているサラリーマン、働く人の昼飯のルポをフィーチャーした
「サラメシ」のナレーションも担当。
欠かさずHDで録画しております。
この様な現役の俳優さんで、魅力を感じるのは、
堤真一さん、吉岡秀隆さん、武田鉄矢さん、江口洋介さん、
山本耕史さん、大沢たかおさん、小林薫さん、堺雅人さん、
佐藤浩市さん......。
いやあ、素敵ですね。
by green-ball
| 2012-09-12 17:49
| 映画