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CULTURE'S SLITS 文化の割れ目

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2012年 10月 31日

文化の割れ目 ~その102~

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僕は小中、そして高校の初めの方までサッカー少年だった。

中学生のときにJリーグが発足され、
その勢いも手伝って、日本代表の試合も
激烈に盛り上がっていた、空前のブームのときだった。

「ドーハの悲劇」の際は、国民規模で一喜一憂し、そしてドップリと落胆したものだった。

そう、僕はサッカー少年だった。
僕はいがぐり頭でサッカーボールを追っかけ回していた。

その頃、大概の少年たちは、皆、三浦知良選手を目指したものです。
こんなにわかりやすいヒーロー像が他にはいなかったのです。

当時、川崎ヴェルディは黄金期で、たくさんのスター選手を輩出していました。
あのミドリのユニフォームとPUMAのカンガルー皮製のスパイクと脛当てを止めるテーピング姿に憧れたもんです。
(ゴール決めたら、みんなカズダンスしてたもんねー。で、先生に怒られるパターン。)


しかしその花形チーム、そして日本代表の中でも絶対的存在がキング・カズ。
(ド派手な私服姿での会場入りには子供の僕も度肝をヌカレタもんです。)

僕はこのサッカー少年後、パンクロックと出会い、人生を拗らせていくのですが、
それから以降、麻疹が治ったかの様に、サッカーと距離を置いてゆきます。

いわゆる、色気づいてスポーツなんてポイッよ、的な。

デビューです、いわゆる、デビュー。
軟派だねえ。。。
若いって、怖い....。

ところがどっこい。


今になって、キング・カズの凄さをまじまじと感じるのです。

御年45歳。未だ現役。

それに比べ、僕なんかは先日行われた次女の運動会で
親子対向リレーに参加。翌日は全身筋肉痛に見舞われ、
ベッドから起きれないという、情けない状態.....。

カズより11歳も若いのに!


....という年齢的なことも気になる部分ではあるんですが、
いやいや、そういうことではなくて。。。

人間として、男(漢)として、美学として素晴らしいなあと。
ボクシングの辰吉丈一郎選手にも同じ様なことを感じます。

生を授かり、この借り物の時間の中で、どう生きるか。

彼は15歳で単身ブラジルへ渡り、本場に揉まれた。
17歳の頃にはなかなか目のでない自分の才能や慣れない環境に絶望し、
志半ばで帰国を決めたという。

そんな失意の中、ある公園を散歩していたら、
貧しい裸足の子供や片足の子供たちがボロボロのボールを笑顔で追いかけ、
サッカーに興じていたという。

彼らに比べれば、俺には両足も在るしスパイクもボールだって綺麗なものがる。
こんなに恵まれた環境で何を贅沢言っているんだ、と己を奮い立たせたという。

その気合いが実り、名門サントスFCと契約。その後にはSEマツバラと契約し、南部三部リーグ優勝に貢献。
その後、キンゼ デ ジャウーへ移籍。ここでは日本人初の得点をし、またその試合の相手は恪上の人気チームで、
最終的には3-2で勝利。番狂わせを決定する得点だったため、瞬く間にカズの名前がブラジル中に知れ渡る事に。

いやあ、凄いですねえ。

ブラジルサッカーを夢見た若干15歳の少年がここまでになるとは。
相当な強いハートと孤独と気力、そして自分を信じた結果だったのだと思う。
というか、そうとしか思えない。

日本に凱旋してすぐには当時の日本サッカーに馴染めずにいたカズでしたが、
慣れたあとの彼の快進撃は、もう言わずもがなですよね。

日々の努力の塵ツモがゴールを導く.....。
日本教育の基本です。
こういうものに我々は惹かれます。

僕みたいなチャランポランは身に摘まされる気持ちでいっぱい。

やはり大事なのは元々あるセンス(感性)+α だってことですね。
なんでも。

カズにはフットサル日本代表としてタイで思う存分力を見せつけて頂きたい。
by green-ball | 2012-10-31 17:45
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