2009年 02月 09日
文化の割れ目 その6 |
一昨年前くらいから自分の中で、ラテン音楽ブームが続きっぱなしだ。
本格的にDJ活動を行うようになって、6年くらい経つ。
基本はオールジャンルでセットリストを構成していたのだが、主に際立っていたのはギターポップやパンク、モッズ音楽が軸に成っていた。
僕は、スタイリストの伊賀大介くんと「DJ ユース道」というユニットを結成している。(ちなみに”道”は、「どう」と読むのではなく、「みち」と読みます。ふたりとも30歳過ぎてユースもないと思うのですが、ご容赦くださいませ。)
ユース道の場合でも、やはりオールジャンルではあるのだが、
基本はメロディの良さを重視した楽曲をかける事が多い。
しかしながら、そのユニットの活動のほか、ソロでDJを行う機会が
近年に成って増えてきた。
やはりユース道との違いを出す為もあり、そして「リズム」「テンポ」への
興味が増している自分の趣味もあり、とにかくリズムで曲を繋いでゆくことを
重視するプレイに開眼していったのです。
僕が主にソロとしてのDJでスピンするジャンルは、ファンカラティーナ、カリプソ、スカ、R&B、HIP HOP、SWING JAZZ、JIVE、昭和歌謡、ノーザンソウル、90’S UKソウル.....といった
これまたオールジャンルではあるのですが、いわゆる「生音の」ダンス・ミュージックが中心。
個人的にロックに飽きていたので、(正確には8ビートに飽きていた)、より面白いと思えるレコードを買い集めていた。
そんななかで、必ずと言っていいほど、僕のレコードバッグに入っているのが
「mongo santamaria」のLP。
セクシーなジャケですね。
ラテン・ミュージックの王様といっていいほど、彼の生み出すグルーヴは必殺なのです。
キューバ生まれ、パカーカッショニスト/コンガ・プレイヤーである彼は、17歳で学校を中退し、様々なナイトクラブで演奏をし、キャリアを積んでいきました。
やがて60年代に成り、NYへと活動の拠点を移し、続々とリーダー作を生み出していきます。
当時のblue noteレーベルのエース、ハービー・ハンコックの「ウォーターメロン・マン」をカバーし、これが大ヒット。(画像LPにもinn!!)
このおかげで、ラテン・ジャズ、ブーガルーのブームがNYシーンで花咲きました。
ラテンジャズは、いわゆるモダンジャズなどの4ビート、3連スウィングするリズムではなく、16分音符や8分音符を中心とした、スクエアなリズムで演奏されます。
その強力な切分法(シンコペーション)で展開されるグルーヴは、否が応でも
自然に身体が動いてしまいます。
また、様々な打楽器を駆使されているバンド構成も、聴いていてとても楽しい。
良い曲、というのはやはりメロディを追いがちですが、ソコにあるリズムやグルーヴというのを注意深く聴き込むと、あなたのこゝろの琴線の幅が広がると思ひますよ。
とゆーわけで、ラテン・ミュージックのススメでした!
本日はこれにて失礼!
本格的にDJ活動を行うようになって、6年くらい経つ。
基本はオールジャンルでセットリストを構成していたのだが、主に際立っていたのはギターポップやパンク、モッズ音楽が軸に成っていた。
僕は、スタイリストの伊賀大介くんと「DJ ユース道」というユニットを結成している。(ちなみに”道”は、「どう」と読むのではなく、「みち」と読みます。ふたりとも30歳過ぎてユースもないと思うのですが、ご容赦くださいませ。)
ユース道の場合でも、やはりオールジャンルではあるのだが、
基本はメロディの良さを重視した楽曲をかける事が多い。
しかしながら、そのユニットの活動のほか、ソロでDJを行う機会が
近年に成って増えてきた。
やはりユース道との違いを出す為もあり、そして「リズム」「テンポ」への
興味が増している自分の趣味もあり、とにかくリズムで曲を繋いでゆくことを
重視するプレイに開眼していったのです。
僕が主にソロとしてのDJでスピンするジャンルは、ファンカラティーナ、カリプソ、スカ、R&B、HIP HOP、SWING JAZZ、JIVE、昭和歌謡、ノーザンソウル、90’S UKソウル.....といった
これまたオールジャンルではあるのですが、いわゆる「生音の」ダンス・ミュージックが中心。
個人的にロックに飽きていたので、(正確には8ビートに飽きていた)、より面白いと思えるレコードを買い集めていた。
そんななかで、必ずと言っていいほど、僕のレコードバッグに入っているのが
「mongo santamaria」のLP。
セクシーなジャケですね。
ラテン・ミュージックの王様といっていいほど、彼の生み出すグルーヴは必殺なのです。
キューバ生まれ、パカーカッショニスト/コンガ・プレイヤーである彼は、17歳で学校を中退し、様々なナイトクラブで演奏をし、キャリアを積んでいきました。
やがて60年代に成り、NYへと活動の拠点を移し、続々とリーダー作を生み出していきます。
当時のblue noteレーベルのエース、ハービー・ハンコックの「ウォーターメロン・マン」をカバーし、これが大ヒット。(画像LPにもinn!!)
このおかげで、ラテン・ジャズ、ブーガルーのブームがNYシーンで花咲きました。
ラテンジャズは、いわゆるモダンジャズなどの4ビート、3連スウィングするリズムではなく、16分音符や8分音符を中心とした、スクエアなリズムで演奏されます。
その強力な切分法(シンコペーション)で展開されるグルーヴは、否が応でも
自然に身体が動いてしまいます。
また、様々な打楽器を駆使されているバンド構成も、聴いていてとても楽しい。
良い曲、というのはやはりメロディを追いがちですが、ソコにあるリズムやグルーヴというのを注意深く聴き込むと、あなたのこゝろの琴線の幅が広がると思ひますよ。
とゆーわけで、ラテン・ミュージックのススメでした!
本日はこれにて失礼!
by green-ball
| 2009-02-09 17:18
| 音楽