2009年 03月 09日
文化の割れ目 その15 |



新たなる1週間。
はじまりますねー。
月曜日はきらーい。
銀行混むし、ウチは(youth records/kitchen WALTZ)美容師さんに人気ないし、
なんとなく週明けってblue blue。
ハリウッドランチマーケットのズボンでも履きたい気分だぜ。
まぁ、些かコジツケですが、そんなblueな月曜日を乗り切るには、
気持ちのガソリンが必要なんです。
僕に取っては、やっぱそれは音楽だったりする。
最近ハマっているのが、今現在では埋もれてしまっているジャンル、UK ソウル
時代性がモロに出ちゃってるお陰か、あまり注目されていない円盤たち。
そんなUKソウルを、今僕はガンガンとdiggin'しているのです。
人気が出る前に。
やっぱり気恥ずかしいサウンドではありますが、中毒性が高いんですよねー。
U.K.ソウルとは、80年代の終わり頃に英国で花咲いたムーブメント・ジャンル。
英国在住のブラックマンたちが、自分たちのルーツミュージックである、
ヒップホップ、ファンク、ソウル、ジャズなどを
リ・ユニオン&ブレンドし、ロンドンのクラブシーンを湧かせた、
英国発ブラックミュージックの総ジャンル。
その中で、特に僕がアディクトしてるのが、「笛トラック」。(上記写真が笛ネタ多用レコ!)
いわゆる、バウンシーなグラウンド・ビートに乗っかった、フルートもの。
実に楽曲の持つ自由度を、笛が入ることによって更に2割 増してくれるのです。
これまたこのUKソウルってヤツは、とても不思議で不思議で。
僕はレコ屋ですから、やっぱりオールジャンルでのお取り扱いなのです。
で、この手のUK ソウルは、僕んトコでも、まったく売れない笑。
でもねー、やっぱり僕好きだから、ナイトクラブでDJを演るときには、
セットリストに取り入れる訳なんですよ。
そうするとね、反応が良いのです。
「これ誰ですか?」的な反応がくるのです。
レコードは売れないが、クラブでの反応は良いという、
中々どういう対応をしていいか解らない、そういう可愛いジャンルなんです。
アメリカでは出てこないであろう、独特の風格を漂わす、英国産ブラック・ミュージック。
僕は今だからこそ、DJとしては掛け時、そして狙い目だと思うんですが、如何でしょうか。
ちなみにコレ、最高!!
↓(コレ)

スミスのジョニー・マー先生も参加してます。
ファッションが凄いことになってます泣。
by green-ball
| 2009-03-09 00:17
| 音楽

