2009年 03月 13日
文化の割れ目 その17 |
世界で一番好きなバンドは?
と問われれば、僕はビートルズと答える。
迷わず。
その中でも僕は、ジョン レノン党だ。
僕の右腕には、ジョン レノンの刺青が入っている。
もうそんくらい大好き。
でもね、おい、ちょっと待ってくれよ!ってなもんです。
もう一人の偉大な音楽家を忘れてないかい?
そう、ポールだよ、ポール。
僕は、根っからのジョン党だが、ポールも大好きなんだ。
だって、彼ほど優れた音楽家はいないと思うんだよ。
ジョン党ではある僕だけど、もっともっとポールは評価されるべきだと思う。
ファッションで言っても、みんなジョンのT-SHばっかり欲しがるでしょ。
ポールのって、あんまり欲しがらない。
メゾンも作ろうともしない。
それは彼にワイルドなイメージがないからかな。
R&Rの。
でもね、舐めんなよ、ってなもんです。
彼は正真正銘のR&Rerだ!
だって、へルター・スケルターを書いたのは、彼なんだよ!
トニモカクニモ、彼のペンから、指先から生まれる曲が素晴らしすぎる。
ジョンとポール、例え各々で作った作品でも、
ビートルズの楽曲のほとんどのクレジットは
「レノン&マッカートニー」であることは有名ですね。
要は共作として世に出しているのです。
もうね、僕みたいにビートルズ狂になるとね、
解るんですよ。
どっち主導の曲か。
一言で言うなら、ジョンはぶっ飛んだ、凄い曲。
ポールの作品は、とにかく良い曲。
僕は職業柄、選曲の仕事をするんですけれども、
「あー、寒い冬だし、ビートルズの曲を骨休め的意味合いを込めて1曲入れよう。」
とかって思うんです。
そんなとき、ジョンの曲はパワーが強すぎて、前後の楽曲とフィットしない。
でも、ポールの曲はバッチリ違和感無く馴染むんです。
生活の音楽の親密さが表れた楽曲が多いのです。
しかしながら彼はただの「良い曲」だけでは収まりません。
アブストラクトでアヴァンギャルドな、
実験的アプローチも図るのです。(でもしっかりポップ)
だから、みんな、もっともっとポールを愛してくれい!
希代のソフト・スカ・ナムバー、
「あの娘におせっかい」をクラブでかけてくれい!!
と、DJ的視点でも、今、wings時代の曲が掛け時だと思うのですが、
how do yo think???
by green-ball
| 2009-03-13 17:29
| 音楽