2009年 04月 17日
文化の割れ目 〜その26〜 |
なにはなくとも、レイドバック気分なのである。
暖かくなってきたからかしらん。
人肌感じる、ルーツ・ミュージックばかりを聴いています。
そのルーツミュージックの中でも、一際聴きまくりなのは、
カントリー ミュージック。
何故カントリーに火がついたかと申し上げますと。
先日、ben kwellerくんのライブに出掛けました。
彼の4thアルバムのテーマが「カントリーミュージック」だったのでございます。
ライブ自体は、ギター、ハーモニカ、ピアノの弾き語りだったのですが、
これがすこぶる最高だったのです。
レコード店を運営している者として、
世に存在するレコード店の品揃えの傾向を垣間見ると、
DJユースものしか置いていない現状であります。
こういったルーツミュージックこそ、アナログ盤で聴きたいなぁー。
まぁ、フォーマットの話は置いておいて、
カントリーミュージック。
泣けるのです。
むせび泣きです。
男泣きです。
といっても、別にそんなに泣きたい訳でもないのですが。
歌心あり、哀愁のサウンド。
古き良きアメリカの原風景が浮かびます。
free wayなんか使わないで、ルート66を
キャンピング カーで無駄に走りたくなります。
今回「カントリーミュージック」の括りで揚げた5枚は入門中の入門盤。
カントリーロックの貴公子、グラム・パーソンズの大大名盤が一番上。
primal screamのボビーギレスピーや、エルヴィス コステロなんかが
生涯の重要作に揚げていましたね。
文句なしの素晴らしい内容です。
次が、そのグラム・パーソンズが率いたフライング ブリトー ブラザーズの1st。
これも男泣き泣きの男汁名盤。
真夜中に独りで聴いてください。
これはprimal screamが来日して、youth recordsに来てくれたときに
ボビー ギレスピーが買ってってくれた思い出があります。
さんきゅーbobby.
その次は、ザ バーズのロデオの恋人。
世紀の名盤。
文句なし。
とにかく曲が良い!
貴公子グラムさんも、このアルバムだけメンバーでした。
で、次。
インターナショナル サブマリン バンドのセーフ アット ホーム。
これは僕の人生の宝物です。
サニーデイ サービスの「東京」が好きな方は、絶対聴きましょう。
はい、そして、ベン・クウェラーの4th。
僕のカントリーブームに火をつけた罪深いアルバム。
音数の少なさや、メロディ ラインが最高。
こんなシンプルな構成なのに、ちゃんと音楽が成立している。
雰囲気のあるレコードです。
最後。
ニッティ グリッティ ダート バンドのチャーリー伯父さんと、彼の愛犬・テディー。
田舎の歌、hobo song。
オールドタイミーで、リラキシンで、カントリーアルバムの
レコードでは、かなり最高の出来です。
皆さんも、未だ見ぬ古き良きノスタルジーの旅に出て行きませんか。
そろそろ。
by green-ball
| 2009-04-17 15:39
| 音楽