2009年 04月 23日
文化の割れ目 〜 その29 〜 |
ラテン・ミュージック my boomの講釈は以前ここに書き記した通りなのだが、
その中でも、今、そしてこの夏、必ず「クル!」というのが.........
ズバリ、「ランバダ」ですっ!!
DJの皆様!!
とゆーより、最近収集しているレコード、LP、12inch、7inchのほとんどが、
90年代の、いわゆる「恥ずかしい」音源たち。
すこしだけバブリーに片足つっこんじゃってる感じの音像が気分です。
ランバダも、そう。
基本、男女がペアで踊るダンスで、とにかくその踊る様がエロいことで有名でした。
80年代後半から90年代初頭、大流行していたディスコでは、そのエロチックな様故に、ランバダ禁止令を出すハコもあったという。
このランバダ ダンスの為の音楽として、フランスの「kaoma」
というグループが1989年にリリースし、スマッシュした
その名も「lambada」というレコードをドロップ。
kaomaは当時のいわゆるワールド ミュージックブームの先駆者的なバンドで、フランスで活動。
世界的なブームになったのでございました。
ランバダは曰く、ブラジルのカリンボー、ドミニカのメレンゲ、コロンビアのクンビアというジャンルのラテンリズムのミクスチャーされたものである。
この土着的なリズムを、90年代の例のハズいサウンドに乗っけた途端、アレ不思議。
なかなかマイルド且つスムースな赴きなのです。
これも、今一周して、ようやく現在の耳で聴ける様になった、
そしてそれが新鮮に響くのではないだろうか、と考えている次第です。
DJの方は、長いロングプレイの中でスパイスやフックでキメると
メリハリが効くのでは!?
今は誰も評価していないジャンルだからこそ、きっと値段も御手頃。
影響を受けるのも勿論素晴らしい事ですが、
ずっと誰かの真似してても、それはそれ。
僕が君の真似をしてても、所詮君は君。
君が僕の真似をしてても、所詮僕は僕。
こうやって色々冒険してみないと、独自のコクは出せないのでは。
流行モノを追うのもnice。
でも流行モノを蘇らせて流行らすノモ、もっとnice。
なんだか like a 唯物論になってしまいましたが、
ランバダ、是非お試しアレ〜イ。
by green-ball
| 2009-04-23 11:18
| 音楽