2009年 06月 09日
文化の割れ目 〜その41〜 |
皆様、梅雨があけたら、もう夏です。
水平線の見える場所も、もう夏です。(THE BLUE HEARTS 「手紙」より引用。)
うだるような暑さの夏。
僕は、この季節が大好きです。
特に、夏の下北沢は、僕の青春なのです。
色あせない記憶。
これがあるだけで、僕はこれからもなんとかやっていけそうです。
夏と言えば暑い。
涼しくなりたい。
欲を言えば、クーラーが苦手な僕は、それ以外の方法で
涼しくなりたい。
と言えば、やはり心霊モノの映像でしょう。
元々オカルトファンであるワタクシでございます。
元来、目に見えないモノや事柄を見ようとする、
人間の本質的な欲求からクルものなのだろうか。
稲川淳二先生のおはなしや、心霊映画モノも大好きなのですが、
ワタクシは断然「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズを押したい。
このシリーズは、僕ら界隈では定番に成っていて、
夏のある日、誰かが僕の部屋に泊まりにくると、
決まってこのDVDを鑑賞する。
やはり、独りで見るには忍びないからである。
ストレートに映像を観て「ゾーッ」とするも良し、
「ん.....?これ、そうなのかなぁ??」と
提示された霊体的なものに疑問符を持って、
友人とワイワイする良し。
このシリーズは、基本的に、視聴者からの一般投稿で募られた
映像で構成されている。
いわゆる、心霊写真の映像版といった旨である。
投稿者、またはその恋人、友人たちなんかが
プライヴェートな映像を撮り、ある種の思い出作りの為に回しているカメラ。
その映像の中に、不可思議なものが映り込んでしまっている.....という
内容がほとんど。
僕にとっては、
その、この世のものとは思えないモノが映し出される瞬間、
このシリーズの定番に成っているナレーションが白眉なのです。
「おわかり頂いたであろうか。画面右方向をご覧頂きたい.....。」
この必殺のナレーションを是非聞いて頂きたい。
ナレーション担当は中村義洋さん。
彼のナレが聞きたいが為のレンタルですね、僕のバヤイは。
こんなふうに
暑い夏の一夜を、仲間たちと共有できるのです。
男子ならば、お目当ての女の子と観るも良し。
このように、最高のエンターテイメントであることがわかります。
富士急やホーンデットマンションなんかに行かなくても、
お化け屋敷気分が自宅で味わえるのです。
女の子との仲もグイグイグイグイ。
決して独りで観ては、いけません。
by green-ball
| 2009-06-09 13:58