文化の割れ目 〜その47〜 |

皆さん。
更新滞ってて、すみません。
アロハナインの皆様、重ねてすみません。
仕事も落ち着いて来たので、再開します。
つづく音楽家シリーズ。
3人目は、銀杏BOYZのボーカリストでソングライター峯田和伸さん。
峯田くんは、僕と同じ山形県出身で、高校の1つ上の先輩である。
高校の時の彼の記憶は、全くといって、ない。
僕は高校時代、することなかったので、
暇つぶしでバンドをやっていてのですが、
ギター担当だった金子慎吾・現在仙台在住の
お父上が、峯田くん家が経営する電気屋さんの
店長をしてて、慎吾と峯田君は幼なじみだったみたいで、
校舎内でよく話しているのを覚えている程度。
そんな彼が、数年後、東京という街で、going steadyというバンドで
作品をリリースし始める。
パンクロックだった。
僕はその当時、パンクよりも、ジャズやアメリカンルーツに傾倒していたので、
すぐには耳に入ってこなかったんだ。
でもね、すぐに話題になってたの。
東京に出て来てた山形県人の間で。
「信也と同じ高校の人、バンドやってんだよ。」
となれば、「へぇー。」ってなるじゃないですか。
で、聴いてみた。
もう、ブチヌカレマシタ、ね。
目ん玉ん中、脳内、ハートビート。
たまんない激情が、僕の中でドロドロして疼いた。
そんなふうにしてたら、going steadyは解散してしまった。
すぐさま、峯田君は銀杏BOYZというバンドを組んでライブを行っていた。
ある日のライブ。
僕は友達のバンドと始動したばかりの銀杏BOYZが対バンするということで、
ついて行ったの。
強い共通言語で、すぐに仲良くなった。
「あ〜、君のこと、みだごどあるわぁ〜。」って。
とにかく、音楽への愛、造詣が深いことに吃驚したことを覚えてます。
同じ山形で、世代も一緒で、似た様なものを見聞きしてた人、
発見!!ってカンジで、とっても嬉しくなったのです。
オールジャンル。
だから、もう、全て解ってて、銀杏BOYZはああいうことを表現しているんだな、って
更に彼のファンになってしまいました。
天才です。
選ばれた男です。
ハイセンスです。
人間力、フル満点です。
彼らは2枚同時アルバムリリースをしました。
そっからはもう、みなさんの周知のとおり、ロック、表現媒体の
化け物に、超人になってしまいましたね。
今は絶賛レコーディング中の彼ら。
きっと、度肝を抜いてくれる、
面白い作品を創ってくれることでしょう。
落ち着いたら、また遊んでくださいねー。