2012年 08月 30日
文化の割れ目 ~その91~ |
最近アツい、英国が古より誇るスポーツレーベル、UMBRO。
サッカー及び、ラグビー用品を主に取り扱うレーベルである。
先日、サッカーフリークの先輩と焼肉キメテイタラ、
耳寄りの情報が!
というか。。。。
結果的にディレイな情報になってしまったのですが、
まあ、そんなのはカンケーないっす。
いつだって、自分内時間が大事なんっす!
というのも。。。
このUMBROが、希代のnewwave/post punkシーンを
斬新なグラフィックで彩った、アートディレクター、
ピーター・サヴィエルとがタッグを組み、ななな、なんと!
英国代表のサッカー・ユニフォームをデザインしているという!!
話を先輩から聞いたのです!
僕から言わせれば
「なぬぅぅぅぅううううぅぅぅ!???」
ってなもんでして。。。。
まず、ピーター・サヴィエルの経歴としては。。。
イギリスのマンチェスターで1978年に設立された
インディーズレコードレーベル、ファクトリーレコードの専属デザイナーとして
活動を開始します。
ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー、ハッピーマンデーズなど、
所属していたアーティストのジャケットデザインを主に手掛けます。
また、その他にも、所属ミュージシャン以外にも
スウェード、パルプ、ビョークなどのアーティストの
レコードジャケットも出掛けます。
ミュージックフリークの方は、絶対に一度は見た事のある、彼のワークス。
そんな氏が手掛けたサッカーウェアーが存在するなんて!
これまでに数多のファッションレーベルが彼の作品にインスパイアされて、
たくさんの作品をフィーチャーしてきたアイテムも存在します。
ラフシモンズとか、いろいろ。
彼のワークスは、どこか退廃的な物悲しさあり、優雅、カラフルでもあり、
非常にコンセプチュアル。
上の画像を見れば一目瞭然、全面にプリントされたグラフィックは、
伝統的な赤のクロス(セント・ジョージ)のインスピレーションから生まれたモチーフで、
赤、青、緑、紫という4色のクロスは、トラディショナル・イングランドカラーである赤、
さらに英国ナショナルチームユニフォームの左胸ワッペンに使用されている青と緑、
そしてその赤と青を混ぜた紫 と定義されており、
これら4つのカラーを一つのアートワーク上で表現することで
英国の活気や多種多様な文化の厚みを表現しているのだそうです。
ちなみにこのユニフォームは、9月3日(金)のユーロ2012の出場権をかけた初戦のブルガリア戦で披露されたのだそう。
気づいた頃には、日本各地はソールドアウト。
なので、著者はイギリスから取り寄せました!
といっても、マジなユニフォームではなくて、
タウンユース仕様に落とし込まれたTシャツ。
白、青、紫の3色買いです。
なので、これ読んで欲しい人は海外サイトへGOですね。
か、地元のサッカーショップをDIGるか。
夏はこのTシャツばかり着てました。
僕も当時、MISTER HOLLYWOODでUMBROの企画を
進めていたころがありました。
もう10年以上前の話ですね。。。。
年を取りました。。。。
まあ、それはそれとして。
とにかくUMBRO!
地味でワルいか存在感!
NIKEなんかよりも骨太だぜ。
というわけで、注目株のUMBRO。
個人的に目が離せないレーベルです。
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by green-ball
| 2012-08-30 18:05
| 文化